2009年10月06日

学校説明会〜その3になるのかな?〜

今日も今日とて、またもや学校説明会。
朝から雨の中、オットとふたりで行ってきました。

近くにコインPがなくて、車を遠くに駐車するハメに…
学校までの登り坂が、しんどいのなんのって…
9か月って、こういうことね…と朝から実感しました。

今日行ったのは、Sという町にあるインター(以下、Sインター)。
結局、受験をやめた日本の幼稚園も入れると、これで3校目です。

ということで、覚書。

Sインターは、我が家から比較的近所のインターで、カトリックの男子校です。
キンダーガーテンから12年生(高校3年生)までの一貫校で、歴史も古い。
典型的な、「名門」ってやつです。
ちなみに、授業料も寄付金も「名門級」です(涙

学校の体裁的には、男子校で、ミッション系で、幼稚園から高校までの一貫校ということで、受験をやめた日本の幼稚園と同じスタイルですが、日本の幼稚園との最大の違いは、宗教色を全面に押し出しているところでしょうか。
もちろん、信者じゃなくても入れますし、イスラム教徒の生徒も少数ですが在籍している様子。
生徒の希望によっては、1日に何度かお祈りするのもありだと聞いています。

この間のAインターは、とにかく敷地が狭かったけど、今日のSインターはよくもまあ、都内にあれだけの敷地を確保したね…と感心するくらい立派な規模でした。
グラウンドも体育館も男の子がのびのびと体を動かすのに十分な広さ。
室内プールもあって、1年中泳げます。
一方で、ミッション系だけあって、クワイヤなどの活動も盛ん。
勉強の偏差値(という言い方が正しいかどうかは分からないけれど)は、日本のインターの中でも高いので有名で、まさに文武両道の学校だなあという印象でした。

今日は、高校がインフルエンザで休校になっており、中学生までしかいませんでしたが、品の良い感じの子ばかり。
いわゆるお坊ちゃん学校という感じ。
男子校のむさくるしい感じとは、一線を画していました。
まあ、高校生がいたら、また雰囲気は違ったかもしれませんが。

普通に、授業をやってる部屋も見学させてくれて、オープンな雰囲気の学校でした。

キンダーの教室を覗いた時は、ちょうどsnackの時間と、その後のフリープレーの時間。
いつもだったら、外で遊ぶところが、今日はあいにくの雨なので、教室内でおもちゃを広げて遊んでいました。
一クラス18人くらいだそうですが、教室も日本の小学校と同等かそれ以上の広さで、広々。

エアコン、床暖房完備で、設備費や寄付金が高いのも、まあ、しょうがないよね…うん(涙)

キンダーでも勉強の時間が比較的多く、おいらのプリから進んだ子たちの中にも適応するのに、少し時間がかかった子もいたようですが、どうやら話を聞いていると、キンダーから2〜3年生くらいまでの数年間を、とりわけ重要に考えている学校のようです。

つまり、その数年間に、読み書き計算はもちろん、本を読む習慣、集中することといった、基礎的なスキルをきちんと身につけることが、何より重要だという教育方針の様子、そこから先は、より内容が専門的になって行き、選択科目も増えて行くのでしょう。
低学年には、ELSクラスも用意されており、英語力が足りない子は、まずは英語を身に付けてから…というのも親切。
小学校高学年や中学生の授業も少し覗きましたが、みんな黙々と自分の課題をやっていて、無駄口叩いてる子なんか一人もいませんでした。
学校なんだから当たり前だけど、学級崩壊とかいろんな噂を聞く昨今、やはり小さい頃からの日々の積み重ねなんだろうなあ・・・と思いました。

また、噂通り、理系および日本語も含め語学教育に関しては、力を入れている様子なのもGoodポイント。
さすが名門男子校という感じでした。

最初の説明で、「学校と親は、子供を育てていく上でパートナーの関係です。」という説明がありました。
日本の私立のように、親が学校に平身低頭という関係や、公立の学校のモンスターペアレントと怯える教師という関係は、そこにはありません。
今のおいらが通ってるプリもそうですが、親と学校のコミュニケーションがとても密で、子供の教育環境を良くするための話し合いの場が頻繁に持たれています。
学校は、様々な機会に、教育方針を親にアピールして、理解を求めてきます。
また、親はいつでも要望を学校に言える雰囲気だし、自分の子供の個人的なことでも、学校全体にかかわることでも、学校はちゃんと耳を傾けてくれるという信頼感があります。
その雰囲気が、Sインターにもありました。

これは、もしかすると、日本の学校とインターとの大きな違いのひとつかもしれません。

ただし、逆に言うと、学校の教育方針に共感できない両親の子供は、受け入れませんという、学校の宣言ともとれますが。
私立の学校だから、当然っちゃー当然ですけどね。
日本の場合は、そのあたりが曖昧な学校が多い気がします。

もうひとつ印象に残ったことは、入試のこと。
「子供は10時間以上たっぷり睡眠をとり、朝食をちゃんと食べてくること。服装は窮屈なものを避けるように」
ですって(笑
つまり、良いコンディションで来て下さいということですね。

もし、どうしても当日コンディションが悪くて、どうにもこうにもならなかった場合は、日を改めて、再度テストをしてくれるそう。
へー。
日本じゃあ、考えられないよなあ…

まあ、実際、再テストになった子がこれまでどれくらいいて、その結果合格した子がどれくらいいたのかまでは、聞かなかったけれど。

そんなこんなで、こういう学校が日本の学校として存在してくれたら、なお良いのにと思わず思ってしまいました。
ないから、インターを考え始めたわけで、あれ?これって、デジャブ?

たしか、今のプリを決めた時も、日本の幼稚園や保育園で、希望に合うところが見つからず、「インターである必要ないんだけど…」と思いながら、入れたんだっけ。
まあ、頭のサイズだけじゃなくて、いろんな意味で規格外なおいらのこと。
そういうめぐりあわせなのかな。

ここ数年は、校舎の建て替えをやってることに加え、折からの不景気で、日本人にも門戸をぐぐぐーーーーーっと開いているという噂の、Sインター。
勝機はあるか。

ま、授業料払えれば…だけど(汗

それと、親がインタビューを突破できるだけの英語力…か(汗汗

はー。

rikipon67 at 14:14コメント(1)トラックバック(0)日々のできごと徒然   mixiチェック

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コメント一覧

1. Posted by miumiu バッグ 中居   2013年12月20日 10:13
“She will help me to improve,” he went on. “But don’t think anything very bad of me; don’t be too grieved about us. I have great hopes, in spite of everything, and on the financial side we’ve no need to trouble. If my novel doesn’t succeed ? to tell the truth I thought this morning that the novel is a silly idea, and I only talked about it to hear your opinion ? I could, if the worst comes to the worst, give music-lessons. You didn’t know I was good at music? I’m not ashamed to live by work like that; I have quite the new ideas about that. Besides I’ve a lot of valuable knickknacks, things for the toilet; what do we want with them? I’ll sell them. And you know we can live for ever so long on that! And if the worst comes to the worst, I can even take a post in, some department. My father would really be glad. He’s always at me to go into the service, but I always make out I’m not well. (But I believe my name is put down for something.) But when he sees that marriage has done me good, and made me steady, and that I have really gone into the service, he’ll be delighted and forgive me . . . .”
miumiu バッグ 中居 http://aiibaby.com/s/miumiu2.php

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