2007年07月28日

おいら、なんちゃってコンサートへ行く

今日は、待ちに待った(←私が?)コンサートの日。
いつものように、ウキウキする私を尻目に、おいらは、ダンプカーのおもちゃとマグネットを駆使して、朝からおままごと。

ごはんつくろーっと!
はい!はんばーぐ と やきそばです!
おかあさま ごはんたべる?
やきそば たべる?

朝から、焼きそばは、重すぎです。。。ごめんよ。

朝、おいらがテレビをつけてと言うのでつけてみた。
我が家は、普段の土曜日は朝から出かけてしまうので、土曜日の朝の番組なんて見たことない。
なにをやってるのかちんぷんかんぷん。

が、運良く(?)おかあさんといっしょのファミリーコンサートの番組をやっていた。
おいら、朝から、ひと踊りで気持ちのいい汗をかく。
そして、朝食をもりもり。

いやいや、ちょうどよいウオーミングアップだったね。

会場は等々力(とどろき)の区民ホール。
世田谷の区の施設は、どこも駐車場がしょぼい。
当然、会場の駐車場は期待できないわけで、しかし、私の記憶が正しければ、等々力っつったら、超住宅街。
駐車場のありそうな大きな施設がない。
コンサートに車で来るファミリーがどれくらいいるかわからないけれど、駐車場の争奪戦は熾烈とみた。

私は締め切りギリギリに申し込んで、整理番号が170番台。
あのせまい等々力の街に、100台くらいは集まるかもしれない。
さらに、我が家のチケットは午後の部。
午前の部の人たちが、コンサートを終えて等々力の街を去ってからでないと、駐車場はあかないだろう。

いったい何時に行くのが正解なのか、洗濯物を干してる間、ずっと悩みました。

結局、12時を目指すことに決定。
開場の1時間前で、午前の部の終了予定時刻の30分後。
いい感じじゃない?

しかし、結局出遅れで、等々力についたのは、12時20分すぎ。
これはやばいか!と思いつつ、コインPのありそうな路地に入ってみるも、どこもいっぱい。
ためしに、会場の前を通過してみると、今まさに終わった風。
わさわさ親子連れが出てきているところでした。

これはまだチャンスがあるかもと、もう一回路地をぐるりと回っていたら、会場から50メートルほどのところのコインPに、ちょうど出て行く車が!
すかさず入って、無事駐車場ゲット!
5台しか入れないコインPでしたが、私がベビーカーを出して、おいらを乗せて。。。と移動の準備をしてる間に、あっという間に5台が入れ替わりました。
みなさん、絶妙なタイミングで来るもんだね。

さて、次なる課題は、ランチをどうするか。
事前の案内で、会場内では持ち込んでも食べるところはありませんと書いてあった。
近くに、公園などテイクアウトして食べられるような場所もない。
なんとしても、食べてから行かねばならぬ。

しかし、等々力の駅前はしょぼい。
ファストフードの一軒でもあるかと思ったらない(ーー;)
蕎麦屋へ入ろうと思ったが親子連れでいっぱい!

これは、やばい!
子連れで入れそうなお店は、すべて午前と午後がみごとにバッティングしてるっぽいぞ!
見回すと、イートインのあるベーカリーが目に入った。
もう悩んでる暇はないので、一目散に入って、おいらを座らせ席を確保。
おいらは、大好きなたまごサンドとジュースで、ご機嫌なランチになりました。
ちなみに、このお店も、我々が最後の席をゲットしてしまったため、後から来た親子連れは、みんなすごすご退散してました。

なんだか、今日はいい感じだぞ〜(笑)

等々力の駐車場争奪戦と、ランチ争奪戦を無事に征して、意気揚々と会場入り。

席は2階席だっただけど、そもそも600人しか入らない会場なので、ステージはすぐそこ!
2階の方が段差がある分、おいらには見やすそうです。

間もなく、主催者の子育てサークルの人たちが出てきて、ご挨拶。
ついでに、手遊び歌で会場を温めます。
子供達のテンションが上がってきたところで、いよいよステージがスタートです。

実は、私、このコンサートに関して、あまりちゃんと内容を把握してなかった。
ただ、0歳児から連れて行ってよくて、みんなで歌えるような子供の歌を中心にしたコンサート程度の認識だったのですが、なんと!

“なんちゃって”NHKおかあさんといっしょファミリーコンサート

だったのでした。
幕が開いたら、そこには“なんちゃって”ゆうぞう兄と“なんちゃって”しょうこ姉がいました。
そして、子供が3人。
伴奏は生バンドで、生ピアノが2台、弦楽四重奏のグループに、ドラムがひとり。
それなりに迫力のある演奏です。
オープニングの曲がはじまって、1秒でおいらが叫びました。

「ぼよよん」だ!!

おかあさんといっしょのコンサートでもオープニングに使われる「ぼよよん行進曲」。
おいらも大好きな曲です。

おいら、いきなり大興奮のスイッチオン!
そのまま、最後までずっとノリノリで歌って踊り続けました。

最初、ステージを見たときは、あまりの安っぽい“なんちゃって”ぶりに、呆れた私でしたが、歌が始まってびっくり。
本物より、“なんちゃって”兄と“なんちゃって”姉の方が、かなり歌が上手いのです。

特に、お姉さん。
語弊がありますが、こんな場末の区民ホールで子供相手のショーにでてるなんてもったいない。
帝国劇場あたりで、ウエストサイドストーリーのTonightをソロで歌って欲しいくらいの実力です。
ホントに、ホントに、上手かった。
宝塚の歌姫と騒がれたしょうこお姉さんなんか、めじゃない上手さでした。

ただ、場末の区民ホールに出てるからには、それなりに理由もあって、お姉さんは、著しくダンスが下手でしたが。。。(笑)

おいらは、「おかあさんといっしょ」ドレミファドン!状態で、次の曲のイントロが始まるやいなや、曲名を言ってはご機嫌でダンス。
おいら、いつの間に、そんなに曲を覚えてたんだ?
母は、ひたすら感心するばかり。

途中、お兄さんとお姉さんが衣装替えに下がる間、バンドが「サウンドオブミュージック」のメドレーを演奏したのですが、その間、おいらは、大人しく座って、でも楽しそうに聞いてました。
他の子供達は、飽きてしまって騒いだり、歩き回ったり、寝てしまったり。。。
しかし、おいらは、歌の時は、あれほど騒いでいたのに、ちゃんと空気を読んでいる。
この様子なら、クラシックのコンサートなどに連れて行っても大丈夫そうだわ。うしし。

後半も、おいらの大好きな曲のオンパレード。
おいらは集中力を切らすことなく、だれないでずーっとノリノリなので、両サイドに座っていた見知らぬパパさんと、ママさんから、「ずーっと飽きないでノリノリですねー」感心(呆れられた?)されました。

え?普通じゃないの?

たしかに、後半の一番盛り上がるはずのタイミングで、多くの子供がダレていた。。。
子供を1時間惹きつけるというのは、大変なことなんだな。。。

しかし、最後にもう一度「ぼよよん行進曲」を演奏したら、会場の子供達は再びステージと一体化。
0歳児の子供たちは、ママやパパが「ぼよよん!」の掛け声と共に、たかいたかいをして、うきゃうきゃと喜んでいました。
その後、アンコールが6回。
「ぼよよん行進曲」も都合5回は演奏したでしょうか。

とにかく、楽しいコンサートでした。

おいらは、1日中ずーっと

コンサート たのしかったね!
ぼよよん!ぼよよん!

とご機嫌でした。

“なんちゃって”バージョンでこれだけ楽しいのだから、本物のファミリーコンサート行ったら、どうなっちゃうんだろう?
いや、“なんちゃって”で、充分という考え方もあるかも。

それにしても、お姉さん上手かったな。
いつか、ちゃんと大人向けの歌を歌ってるところに是非とも再会したいです。

rikipon67 at 22:20コメント(1)トラックバック(0)おいら観察日記   mixiチェック

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コメント一覧

1. Posted by Burton   2014年06月29日 06:12
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