2007年05月09日

男と女の色々な事情

おいらは所有者情報にうるさいことを以前書きました。
それは今でも続いているのですが、だんだん高度になってきました。

例えば。。。

身の回りの生活用品が載っている絵本を見ながら、すべてのものに「とーちゃん」「ていてい」「もんもん」と、誰のものかという情報を付加するという遊びを永遠とやるようになりました。
家の中にリアルで存在するものでなく、世の中のものすべてを分類してやろうという勢いです。

興味深いことに、女性モノのハイヒールみたいな靴を指して「ていてい」と言い、ビジネスシューズのような皮の紐靴を指して「とーちゃん」と言い、運動靴を指して「もんもん」と言います。
どの靴も、我が家には似たようなものが存在しません。
洋服やバッグや帽子などについても、同じように、女性モノ・紳士モノ・子供用をちゃんと見分けて、「とーちゃん」「ていてい」「もんもん」と分類します。

このことから、おいらの中に、男性/女性、大人/子供という人間をカテゴライズする概念が、既にきっちり形成されていることがわかります。
私は、自分がジェンダー論に関連した研究をしていたこともあり、あえて意図的に男女を意識させないようにしてきました。
理由をごく簡単に言うと、人間は男女の2種類に分類できないと考えているからということと、そんなことは私が教えなくても、世の中がいやというほど教えてくれるからです。

なのに、ちゃんと理解している。
ほーれ、ちゃんと世の中がおいらに教えてくれた。
と、軽く人体実験状態です(笑)

おいらのジェンダーに対する理解について、最も典型的なものに色があります。
青や緑などいわゆる寒色系はとーちゃん。
赤やピンク、オレンジなど、暖色系はていてい。
黄色はおいら。

黄色はもともとおいらが好きな色だったので、黄色は自分の色だと決めたみたい。
で、それ以外の色を、寒色と暖色にわけて、とーちゃんとていていにふりわけたようです。

確かに、オットはモノトーンが好きだし、私は赤やオレンジやピンクが好きで、そういう色が身の回りにあふれています。
でも、一方で、オットがお気に入りのおいらとおそろいのTシャツは赤だし(我が家はオットとおいらがよくペアルックします)、私だってモノトーンの服を良く着ます。
我が家はお箸もお茶碗も個人が決まったものを使わずみんな同じものを使います。
オットの方が私より身だしなみを気にして、鏡の前を長時間占拠しますし、オットがいればおいらのお世話はほとんど夫が全部やります。

おそらく、他所の家庭より、男女を意識しにくい環境にあると思うのですが・・・

家の中がそういう環境であるにも関わらず、おいらが、色を寒色と暖色にわけて、それぞれにとーちゃんとていていを結びつけたのは、やっぱり世の中の色々な事情から学んだと考えるのが自然。

おそるべしジェンダーバイアス。
2歳児にしてこれだよ。

ってなわけで、ていていの軽〜い人体実験はまだまだ続く・・・

rikipon67 at 22:45コメント(4)トラックバック(0)おいら観察日記   mixiチェック

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by Recommended Web page   2014年06月05日 00:50
electronic cigarette forum おいらのいる生活:男と女の色々な事情
2. Posted by linked webpage   2014年06月09日 15:45
ecigarette おいらのいる生活:男と女の色々な事情
3. Posted by Hermes Birkin Crocodile Bag Replica   2014年10月24日 09:04
おいらのいる生活:男と女の色々な事情 <a href="http://www.eswa.dk/upload/Media/database/hermes-replica-handbags-reviews-2253.asp">Hermes Replica Handbags Reviews</a>
4. Posted by Hermes Wallet Price   2014年10月27日 04:28
おいらのいる生活:男と女の色々な事情 <a href="http://www.bobbymorrison.co.uk/Images/hermes-kelly/hermes-handbags-replica-usa-4296.asp">Hermes Handbags Replica Usa</a>

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
頂いたコメント
  • ライブドアブログ