2007年03月29日

万全の体制〜その後〜

先日、おいらが4月からお世話になる幼児教室の隣の隣の病院へ、ご挨拶に行って来ました。
(なぜ、ご挨拶にいったのかについてはこちら

その病院は、いわゆる内科に近い病院でした。
ネットで調べると、胃の内視鏡検査の回数で都内1を標榜しています。
どうやら、院長先生の専門は、消化器のようです。

やや不安もなくもなかったのですが、とりあえず行ってみることに。

行きがけ、念のために教室からの距離を測ってみました。

徒歩10歩(笑)

近いです。

おいらが余計な風邪などを貰ってもしょうがないので、空いてるであろう時間を見計らって行ったのがよかったのか、待合室には誰もいませんでした。
受付で、名前を行ったら、

あ、おいら君ですね。お待ちしてました。

と、話が早い。
すばらし。

間もなく通された診察室で、院長先生とご対面。
私と同年代のパンチのある営業マン風の先生で、おいらと私はややドン引きしたものの、話して行くうちに印象は、変化していきました。

まず。

小児科医ではないのに、泣き入りひきつけについて詳しかった。
持参した自衛隊病院作成の紹介状が丁寧だったのか、おいらが行くから予習して下さったのか、もともとなにか経験があったのかはわかりませんが、とても話しが早かったです。

だんだんよくなりますよと、励ましのひと言も忘れない気遣いもGood!

それと、興味深い話もひとつ。

おいらくらいの幼児というのは、まだまだ首や喉まわりの筋肉が未熟で、ちゃんと頭を支えられていないのだそうです。
3〜4ヶ月で首が座ると、一見大人と同じように見えるけども、小学生くらいになるまでは、まだまだ未発達なんだそうな。

なので、怒ったり驚いたり精神的にパニックになった状態で泣きはじめると、普段なら、息が苦しければ首や喉の筋肉を動かして、無意識に気道を確保できるのに、神経の伝達が上手くいかなくて、喉の気道を閉めたままにしてしまうことがあるらしい。
で、気道が閉まるってことは、人間、かなり苦しいものらしい<って当たり前か。
だから、失神したり痙攣したりするんだそうです。

心肺機能の発達というよりも、首や喉の筋肉の発達が、泣き入りひきつけの改善には関係あるんですよ〜という話しでした。

なるほど。
これは、納得。

おいらが、ひきつけを起こして、失神したり痙攣したりする時、息を止めている時間は、意外と短いのです。
せいぜい5〜10秒程度。

いくら子供とは言え、随分短い時間で失神しちゃんだなーというのが、私としては、かなり不思議でした。
だって、普段、日常生活で5秒くらい息を止めなきゃならないことって、結構あるでしょう。
夜中寝てる最中に、鼻がつまって息がとまってる時だってあるし。

じゃあどうして、泣いてるときだけひきつけるの?

なんとなく腑に落ちなかったのですが、喉が閉まって苦しいのだ!という説明は、説得力がありました。

また、首や喉の筋肉というのは、頭を支えるためのものなわけですが、おいらの場合は、そもそも頭がでかいので、余計に不安定なのだそう。
頭が重たいおいらの場合、普段から頭を支えるために、下あごを引き気味の姿勢でいることが多いのですが、下あごを引いていると、気道は閉まりやすいわけです。
体が発達して、バランスが取れてくれば、下あごを引きすぎずに、頭を支えるようになって、改善する可能性もありますとのことでした。

なーるほど。
まさか、小児科は専門外の、しかも、おそらく何もなければ、この先もうお会いすることもないであろう先生から、いろいろ聞けるなんて、予想外でしたがラッキー。

ちなみにこの病院は、内視鏡による手術もやっていたりするので、万が一に備えて挿管セットなど救急の準備もあるそうな。
先生は、ERでの経験も長かったそうで、ひと通りの緊急事態には対応できるつもりですから、安心してくださいとのこと。
万が一の時は、つれてきてもらっても、ボクが駆けつけても徒歩10歩ですから、命に関わるような事態には、ならないと思いますよと、力強くおっしゃっておりました。

いやいや、すばらしいです。
最後に。

念のため…
 -自衛隊病院の先生に連絡をとって、万が一の際の搬送を引き受けてくれるよう手配
 -お教室の先生方にも緊急の場合の対処方法をレクチャー

までやってくださるそうで、いたれりつくせり。
それって、医療報酬もらえるのか?と、こっちが心配になっちゃったよ(笑)

蛇足ですが、先生の息子さんも、おいらくらいの時から、隣の隣のお教室に通っているとのこと。
一保護者としても、おなじみだそうです。
そういう縁もあって、親身になってくれたのかもね。

それにしても、おいらは本当に病院に恵まれています。
いつもお世話になってる自衛隊病院の先生や看護師さんたちもそうだし、クルエラ先生もいつも気にかけて下さっている。
今度の営業マン先生なんぞ、なんでそこまで??って思ってしまうくらいです。

いつぞや、クルエラ先生が言ってた言葉をまた思い出しました。

子供は地域で診る

本当にそうだなあ。
ありがたや〜。

おいらには、こうやって地域の信頼の鎖の中で、育ててもらったということを感謝して、そして、いつか、いつか、自分が地域に貢献する立場になって恩返しして欲しいなーと思います。

個人的には、医療不信が根強くて、お医者さんを信用してないところがあるのですが、おいらに関しては、恵まれている。
おいら、運がいいのかなぁ。

その運で、是非とも、宝くじをあててくれよぅ(爆)
とか思ってしまう母なのでした。

rikipon67 at 15:40コメント(3)トラックバック(0)おいら観察日記   mixiチェック

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コメント一覧

1. Posted by code psn gratuit   2014年05月16日 06:00
1 Having read this I thought it was very enlightening.

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