2007年03月13日

パズルとおいら

人に歴史あり。
おいらに、歴史・・・ってーほどでもないけど、それなりに(笑)
今日は、おいらのパズル遍歴について書いてみたいと思います。
ちょっと、趣味入ってます。。。

おいら、パズル系の遊びが大好きです。

最初にパズルに目覚めたのは、確か9ヶ月くらいの頃。
児童館に行くたびに、木製のパズルで黙々と遊ぶようになりました。

そのパズルは、台とピースに同じ絵柄があって、台を見ながら同じ絵柄のピースをはめるタイプのもの。
当時、おいらは、絵合わせはすぐにできるようになって、どの場所にピースをはめるのかはわかるようになりました。
しかし、向きをあわせることができず、手先もまだまだ不器用だったので、はめることはできませんでした。
で、ちからづくではめようとしては、上手くいかず、家来に助けを求める。。。そんな遊び方でした。

傍で見てると、なぜ、絵柄が合わせられるのに、上下左右の向きがとんちんかんなんだろーと、はなはだ不思議でした。
でも、これがきっと発達途中の空間認知能力の不思議なんだなーと思って、見守っていました。
おそらく、脳の中では、絵柄を認知する場所と、向きを認知する場所が違う。
で、絵柄の方が先に発達するのだなーと。
※ホントかな?どなたか専門家の方教えて下さい(笑)

その後、1歳を過ぎる頃には、向きも考慮して、ピースを置くようになったのですが、まだ手先が不器用で、なかなか上手にはめられませんでした。
その後、児童館に行かなくなってしまったので、結局完成したところは、見ないまま。。。です。

1歳を過ぎて、おいらが気に入ったのは、箱タイプのパズル。
木製の箱の断面にいろいろな形が穴状にくりぬいてあって、それぞれの形に合う形のピースが用意されてるやつです。
最初の絵合わせのタイプは、2次元ですが、箱タイプのものは、かるーく3次元です。
このタイプには、児童館やいつもお世話になっている友人歯医者の待合室で、出会いました。

しかし、児童館のも歯医者さんのも、どの穴からもすべてのピースが入ってしまう。
おいらは、ひたすら出し入れするばかりで、パズルとして「正しい場所を探す」ということをしなくなってしまいました。

そこで、サンタクロースが、ひとつの穴から、決まったピースしか入らないタイプのパズルを持ってきてくれました。
おいらが1歳8ヶ月の時です。
最初は、形を合わせることすらできなくて、しばらく遊ばれることもなく、放置されていたのですが、2週間くらいすると、猛然と遊ぶようになりました。

遊び始めたら、あっと言う間に、形を合わせることができるようになりました。
しかし、このパズルは良くできていて、正しいピースを正しい向きで入れないといけない。
この正しいむきというのが、またもや難関になりました。

しかし、もともとコツコツ、黙々と、頑張るタイプのおいらは、投げ出すことなく、飽くなき戦いを始めました。
来る日も来る日も、1日に何時間もパズルと格闘。
そのうち、まぐれ的に、ひょいっと入ったりもするようになりました。

本人は、力技だと信じていたようですが。。。(笑)

で、力任せにやる日が数日続いた後、おいらは突然開眼しました。

まず、円(柱)。
次に、5角形(柱)。
そして、正方形と長方形(立方体と直方体)。

円から、より角の少ない形へと順々にマスターしたのが、非常に面白かったので、しばらく観察することにしました。

なかなかうまく行かなかったのは、底面の形が三角形や平行四辺形など、90度以下の角が含まれる形でした。
やはり、人間は、直立直行の世界で生きているので、90度を認知するのは、たやすいのかもしれません。
でも、それ以下になると、むきをあわせるのが難しい。
手先の器用さとも多少は関係あるかと思いますが・・・

それと、不思議だったのは、円柱のピースは簡単にはめることができたのに、円柱と円柱が重なっているタイプのピースはかなり苦戦しました。
底面がべん図のような形なのですが、それぞれの円の直径が異なるという、ちょっと複雑なピース。

「円の直径が異なる」ということがなかなか認知できず、四苦八苦。

この様子から、ものの形と、大きさは、やはり脳の違う場所で認知されてるんだなーということが推測できました。
そして、形よりも大きさに関する認知というのは、より高度なことなんだなと。

まあ、大きさや長さというのは、よく目の錯覚のテストに利用されてますから、そもそも大人にとっても、高度な情報処理なのでしょうが、子供の場合は、特に顕著に現れるのが、面白かったです。

結局、1人で全部をできるようになるのに2週間。
この間、家にいる間は、ほとんどこのパズルで遊んでいました。

飽きっぽい家来は、ひたすらおいらを尊敬しました。。。(笑)

最近、おいらがはまっているのは、箱型パズルと同じ形式なのですが、素材がウレタンで、箱の大きさが7センチ四方くらいの小さなパズルです。
それぞれのピースは直径が2センチくらい。
このパズルは、私とオットのかかりつけの内科に、おいらを連れて行った時に、もらいました。
貰ったのは、1歳半くらいの時でしたが、最初は、ピースをはずすの専門。
感触が面白かったのと、ピースが小さすぎて、まだおいらの手先では、はめることが難しかったのだと思います。
しかし、木製の箱型パズルが完ぺきにできるようになったのと同時に、自分ではめて遊ぶようになりました。

手先もだいぶ器用になってきたので、小さいパズルを苦労しながらはめるのが、楽しいみたいです。
ここでも、やはり難関なのは、星型など90度以下の角が含まれる形。
あと、ハート型と円の区別が難しいみたいで、悩ましいみたい。

もう少し修行が必要かな。

さらに、最近気に入ってるのは、ジグソーパズル。
25ピースくらいの小さなものですが、ピースを家来に渡して、絵柄を完成させるのを見て楽しんでいます。
「絵柄を完成させる」タイプは、初めてなので、おいらには、新鮮みたい。
1日に何十回もやらされる私は飽き飽きしていますが、おいらは、真剣なまなざしで観察してるので、止めるわけにもいかず。。。

まだ自分で手を出すには、手先が不器用で難しいのですが、時々正しい位置にピースを置いたりもします。
相変わらず、向きはとんちんかんですが。。。(笑)

おいらを見ていると、常に自分の能力よりも、ちょっと上の目標にチャレンジし続けてるのがすごいなーと思います。
できなかったことができるようになる喜びを、もうあの小さい頭と体で、ちゃんと知ってる。
そして、黙々と努力するところが、またスバラシイ。

それにしても、大きさや向きに対する空間認知が完成するのは、いつ頃なんだろう?
気になって仕方が無いので、また、(私が観察するのに)面白そうなパズルを探してこなければ!

実験はまだまだ続く。
ちなみに、「観察」は、私の趣味であり、本職でもあります。。。(笑)

rikipon67 at 23:53コメント(1)トラックバック(0)おいら観察日記   mixiチェック

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by best dating sites   2015年01月17日 16:29
4 I really love your site.. Excellent colors & theme.
Did you make this site yourself? Please reply back as I'm trying to create my own blog
and would like to know where you got this from or just what the theme is called.
Kudos!

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
頂いたコメント
  • ライブドアブログ