おいらのいる生活

実は、歯ブラシは、歯が生え始めてすぐ買ってみたのですが、あの生えたてのちっこい歯をブラシで磨くのは、歯茎が痛そうで、逡巡してしまいました。
で、代わりに、歯磨きナップで、拭くことにしたのです。

で、なんか勢い余ったり、外出先で必要があって購入したりで、なんだか随分在庫を抱え込んでしまい、ようやくなくなったのがおととい(笑)

気付いたら、おいらには、もう奥歯が。

で、歯茎もだいぶ丈夫になってきただろうし、封を開けずにおいてあった歯ブラシの登場となったわけです。

一応、おいらには、機会があるごとに、大人がブラシで歯を磨くのを見せつけて、羨ましがらせてきました。

大人は、ブラシで磨くんだぞ〜
ブラシで磨くようになったら、一人前だぞ〜

ってな調子です。
お調子者のおいらは、いつもニコニコ見てました。

おいら用の歯ブラシは、もち手が赤ちゃんが持ちやすいように、円形になっています。
だから、最初歯ブラシだとは気付かなかったおいら。
家来が、いつものように

歯磨きしよう♪＜作詞作曲By家来

と歌いながら寄っていったら、キョトンとしてました。
あーんして、と言ったら、あーんしたので、ブラシで、前歯をシャカシャカしてみました。

ようやく自分用の歯ブラシだと気付いたおいらは大興奮。

なんだよ、ていてい。
おいらのあるんじゃないか！
なんで、今まで隠してたの？
貸して貸して！！

と、家来の手から強奪して、自分でシャカシャカ磨き始めました。

磨きました。

シャカシャカ･･･

シャカシャカ･･･

シャカシャカ･･･

15分間、楽しそうに磨いていました。
いくらなんでも長すぎだろ(ーー;)

見てると、結構器用に、上手に磨いています。
さすが、大人がやるのを、じーっと見てただけのことはありますね。

最後に仕上げ磨きをして、おしまい♪

と思ったら、また、自分で磨き始めました。
おいらには、「最後はママの仕上げ磨き」という概念は無かったようです。

結局その後も10分くらい磨いて、寝る時間が来たので、タイムアウト。

ねんねの時間だよ

という家来の号令で、しぶしぶ歯ブラシを立方体の積み木の上に大切そうに置いて、寝室へ向かいました。
後から気付いたのですが、おいら、歯磨きしてる間、ずーっとその積み木を空いてる手に持っていたのです。
多分、コップのつもりだったのでしょう。

よく見てるなあ〜

ちなみに、今朝も、歯ブラシを渡したら、同じ積み木を出してきて、片手に持って、磨いていました。
そして、途中で、ぶくぶくをするマネをする芸の細かさ。
なんかさ、四角い木の物体をコップ代わりにする姿は、枡酒飲んでるみたいで、かなりプリティ。

家来は、心の中で、爆笑しながら、腸ねん転起こしそうになりつつ、見守っておりました。

おいら、ハッピーな歯ブラシデビューおめでとう。
芸能人は歯が命（？）
頑張って、磨いてね！