2006年04月12日

親切でも信用はしていないので 1

家来は、ここのところ困って調べまくっていることがあります。
それは、おいらにポリオやはしか+風疹の予防接種を受けさせるかどうか・・・です。



先ほどは、自衛隊病院の心温まる対応に感激の記事を書いたのですが、どんなに親身に親切にしてもらっても、私は心のどこかで医者を疑っているところがあります。

中国医学の医師だった母の影響もあるのかもしれませんが、西洋医学の流れを汲む科学的根拠をもとにした諸説について、そのまま鵜呑みにすることに、どうしても抵抗があるのです。

その背景には、多くの研究が製薬メーカーを始めとする、いわゆる病気で儲けるステークホルダーをスポンサーにしているということもありますし、私自身が熱射病で運ばれた病院で打たれた解熱剤で、ショック症状で失神した経験があるからというのもあります。
また、親戚一同全員が高コレステロールの家系なのですが、コレステロールの治療を積極的にやっている人ほど、早死にしているというのを目の当たりにしてるからかもしれません。

加えて、昨今のお医者さんがいかに、専門バカで、かつ勉強不足かということについては、言うまでもないこと。
この店については、最近はテレビのバラエティ番組などでも、槍玉にあがっていますね。
たまたまその先生の専門の疾患にかかればいいけど、どこの病院の誰先生がなんの専門か?なんて情報を、一般人がぱぱっと入手して、病院を選べる時代ではないのが現状です。

こういう問題意識は、おいらを産むずっと以前から持っていましたが、子育てをするようになって、なおさら親がしっかりしていなければ、医害から子供を守ることができないと思うようになりました。
子育てには、さまざまな場面で、西洋医学でいうところの病気ではないにも関わらず、医療が介入してきます。

出産しかり。
産後の入院期間に新米ママに様々に施されるトレーニングしかり。
定期的な検診しかり。
予防接種しかり。
また、保健師さんの指導なども、この範疇に入るでしょうか・・・

一番典型的な例は、以前にも書きましたが離乳食の指導。
ちゃんとネットで調べれば、非公式ではありますが、厚生省が5ヶ月から開始するのは早すぎで害があると認める発言をしているにもかかわらず、さまざまなしがらみから、訂正できずにいます。
そのため、全国的に、多くの子供が早い時期から、じゃんじゃん食わされるという現象が起こっています。

というわけで、何事についても、お医者さんや保健所から言われたことは、とにかく納得するまで調べてから、おいらにどうしてあげるのがいいのかを判断しなくてはなりません。
私は、医学の専門家でもないし、子育ての専門家でもありませんが、今時はネットがあるおかげで、ちょっと頑張ればいろんなことがわかります。
その気になれば、学校のサーバーから、本格的な医学系のデータベースにアクセスすることもできますが、今のところはそこまでしなくてすんでいますが・・・。

で、予防接種の件。
今回は、お腹がひどい便秘になってしまったおいらに、ポリオやはしか+風疹をうけさせていいかというのを先日から調べていたのですが、今回ばかりは、信頼できるデータが見つからず、途方にくれています。

そこで、今日の電話で、さしあたってポリオを受けていいかを聞いたのですが、案の定、熱がなければOKという回答を先生から頂きました。
でも、ちょっと調べれば、下痢気味の子がポリオをうけて、下痢が悪化し腸炎になったという話しは枚挙にいとまがない。
そして、その関連性については、きちんと調べられていません。
はっきり言うと、ポリオの副反応として、下痢が悪化するというのは、ママたちが経験的に語っていることであって、お医者さんは認めていないのです。

昨日から、おいらはお通じをやわらかくする薬と、腸を動かす薬を飲んでいます。もちろん弱い薬ですが、いわゆる下剤みたいなものです。
人工的に下痢を起こしている状態は、下痢気味の子供とどう違うのか。
また、便秘でポリオをうけて、どうにかなったというのは、今のとこと見つからないのですが、下痢という現象の、というか、腸のどのような現象とポリオと相性が悪いのかがわかってない以上、便秘だから大丈夫と判断していいものかどうか。

素人の私にはよくわかりません。

というか、そもそも、予防接種の副反応というのは、医師が「副反応である」として申請しなければ、統計に乗らない仕組みになっています。
で、昨今の勉強不足のお医者さんたちは、そうやって採られた統計を元に、統計的には言われてないから、関連性はないと判断してる。
統計にないから副反応ではない。
だから、副反応として申請されない。
申請されないから、統計に反映されない。
これでは、今、統計に載っていない現象は、永遠に副反応とは認知されないおかしな仕組み・・・なのです。

百歩譲って、医療の末端で、そのように判断せざるを得ない医師の立場はわかるとして、保健所や厚生省など、そういう情報を拾い上げて、ちゃんと調べないといけないはずの役所や、小児科関連の学会がぐうたらなのでしょうかね。

ま、そんな製薬メーカーを敵に回すような研究、だれもやらないわな・・・

腸炎なら、死亡に至るケースは稀だし、後遺症も残らないしね。
あ、それとも、死亡したり後遺症が残ったりしなければ、副反応とは言わないのかな。

やけくそで、悪態つきたくもなるってもんです。

はしかと風疹については、それって、おいらが罹って免疫作ればいいんちゃう?って思ったのです。
まあ、男の子ですから、高熱はでないにこしたことはないのでしょうが。
って、それも、高熱と子種の関係って、ちゃんとしたデータがなかなかない。

つまりはしかについては、はしかの予防接種自体の歴史が浅いため、どのような副反応が出るかというデータも貧弱だし、接種しなかった結果、どのようなリスクがあるかという方も、データもまた貧弱。
風疹は、よわっちい菌ですから、副反応は少ないといわれていますが、だったら、なおさら、罹ればよろし(笑)
女の子だったら、妊娠中に風疹にかかると大変なので、必要かもしれませんが、男の子はなんで、わざわざ痛い思いしなきゃならないのさ?と思うわけです。

私は、予防接種そのものの存在意義を疑っているわけではありません。
副反応がでそうな確率とでた場合のリスク、そして、接種を受けずに、その病気に罹った時のリスクを比較して、メリットがあると思えば、積極的に受けたいと思っています。
なので、今までは、おいらの体調がいいときに、ちゃんと受けてきました。

しかし、前回ポリオを受けた後、確かにおいらはお通じがゆるくなったし、それがかなり長い間続いたのです。
急性腸炎というほどではなかったけれど、もしかしたら、ポリオのせい?と思ったりしています。
なので、今回は慎重になっているわけです。

ポリオは恐い。
けれど、とりあえず、今回はポリオは見送ろうかなという方向性。
はしか+風疹は、もう少し調べてみよう。

なんで、こんなことを、素人が必死で調べなきゃならないんだろう?
はぁ〜・・・

(※2006.4.13加筆修正しました)

rikipon67 at 21:09コメント(1)トラックバック(0)子育てに関する考察   mixiチェック

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by 7 days to die   2014年06月03日 20:47
4 Woah! I'm really digging the template/theme of this blog.

It's simple, yet effective. A lot of times it's tough
to get that "perfect balance" between usability and visual appeal.
I must say you have done a amazing job with this. In addition, the blog loads very fast for me on Firefox.
Superb Blog!

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
頂いたコメント
  • ライブドアブログ